Windows 7 で Hyper-V 管理ツールを使用する

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Hyper-V 管理ツール

Microsoft 社の仮想化環境 Hyper-V には、クライアント PC にインストールするための Hyper-V 管理ツールが無償で提供されています。

この Hyper-V 管理ツールをインストールすることで、Windows Server 2008 に搭載されているような Hyper-V 管理ツールを使って、クライアント PC から仮想環境を管理することが出来るようになるのですけど、少し前までは Windows Vista でしか、それを利用することができませんでした。

それが 平成 21 年 8 月 11 日になって、Windows 7 用のリモートサーバー管理ツールというものが提供され、それをインストールすることで、Windows 7 でも Hyper-V 管理ツールを利用できるようになりました。

 

Windows 7 用のリモートサーバー管理ツールをインストールする

Windows 7 用のリモートサーバー管理ツールは、平成 21 年 9 月 27 日現在、Microsoft 社の ダウンロードページ より入手することが出来るようになっています。そこから "amd64fre_GRMRSATX_MSU.msu" をダウンロードして実行すると、インストーラーが起動するので、手順に従ってインストールを行います。

インストールが完了したら 【コントロールパネル】 の 【プログラム】 を開きます。その中の 【Windows の機能の有効化または無効化】 を実行し、"リモートサーバー管理ツール" の "役割管理ツール" の中の "Hyper-V ツール" を選択すれば、Hyper-V 管理ツールが利用できるようになります。

管理ツール内に "Hyper-V マネージャー" が登録されるので、それを実行することで、Windows Server 2008 と同様に、Hyper-V を管理することが可能です。