Windows 7 で iSCSI ディスクをマウントする

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iSCSI ディスクをマウントする

Windows 7 には iSCSI イニシエーターが標準搭載されているので、iSCSI ターゲットに接続して iSCSI ディスクをマウントすることが可能です。

 

管理ツールから "iSCSI イニシエーター" をクリックします。

初めて起動する場合はこのようなメッセージが表示されるので、【はい】をクリックして、Microsoft iSCSI サービスを有効化します。

 

続いて "iSCSI イニシエーターのプロパティ" ウィンドウが表示されます。

ここで、ターゲットとして接続先の iSCSI ターゲットサーバーの IP アドレスまたはドメイン名を入力して 【クイック接続】 ボタンをクリックすると、利用可能な iSCSI ディスクが検出されます。

検出されたターゲットの中から、接続したい iSCSI ディスクを選択して 【接続】 ボタンをクリックします。接続が正しく行われると、状態欄に "接続完了" と表示されます。

必要な iSCSI ディスクへの接続が終わったら 【完了】 ボタンをクリックします。

 

iSCSI ターゲットでパスワードが設定されている場合には、接続の際に "詳細設定" ボタンをクリックして、"CHAP ログオンを有効にする" にチェックを入れます。

その上で "名前" にユーザー名を、"ターゲット シークレット" にパスワードを入力することで、認証情報を指定して iSCSI ターゲットへ接続することができます。

 

このような感じで iSCSI ディスクのマウント操作は完了です。

後は物理ハードディスクを増設した時と同じように iSCSI ディスクを扱うことが可能です。必要に応じて "コンピューターの管理" 内の "ディスクの管理" を使って、認識や初期化等も行いましょう。