Linux の使い方: Apache の既定の文字セットを変更する (CentOS 5.4)


既定の文字セットを変更する

CentOS 5.4 では Web サーバーとして "Apache" が用意されています。

CentOS 5.4 の Apache では httpd.conf で既定の文字セットが設定されていました。このままでは HTML 内で文字コードの制御ができず、文字化けを起こす可能性があるため、既定の文字セットを設定しないようにするのが安心です。

 

既定の文字コード設定は、CentOS 5.4 の場合、"/etc/httpd/conf/httpd.conf" 内の "AddDefaultCharset" ディレクティブで設定されています。

ここが既定では "UTF-8" になっているので、次のように "none" に置き換えます。

AddDefaultCharset none

これで、実際のページの状態によってブラウザが文字コードを選択してくれるようになります。

 

念のため、設定ファイルの構文チェックを行います。

service httpd configtest

これで "Syntax OK" と表示されれば設定ファイルは問題ないので、次のようにして Apache に設定を適用すれば設定完了です。

service httpd reload