アプリケーションサーバにて IE 5.5 へアップグレード
SERVER
はじめに
スタートメニューに登録されている Windows Update を利用して、Windows 2000 に標準装備されている Internet Explorer 5.0 を Internet Explorer 5.5 へアップグレードしてみました。
その際に、今回の Windows 2000 が、ターミナルサービスのアプリケーションサーバとして設定されていたために、通常のインストールよりか若干の手間がかかってしまいました。といってもぜんぜん難しくはないのですけど。
今回はそのあたりを含めて、IE5.5 のアップグレードを紹介しようと思います。
Windows Update
【スタート】 メニューの中の 【Windows Update】 を実行して、Microsoft の Windows Update サイトへ接続します。
表示された Windows Update のページで 【 製品の更新 】 という項目を選択します。しばらくして更新可能な項目が表示されますので、Internet Explorer 5.5 とインターネットツール という項目にチェックを入れます。
【ダウンロード】 ボタンを押してセットアッププログラムをダウンロードします。
その後のインストールに入った時点で、今回はアプリケーションサーバとして Windows が設定されていたために、ここでターミナルサーバのモードを切り替える要求メッセージが表示されます。
表示されている通り、Terminal Server をインストールモードに切り替えるまでは、このダイアログはそのまま表示させておくことにします。
続いてターミナルサーバの動作モードを変更します。
動作モードを変更するには change user コマンドを使用します。コマンドプロンプトを起動して次のように入力することで インストールモード へ切り替えることができます。
change user /install
これでインストールモードへの切換が完了しましたので、先ほどほうっておいたダイアログの [OK] ボタンを押して、そのままインストールを続けます。
インストールは ”コンポーネントのダウンロード” と ”コンポーネントのインストール” という手順で行われ、それらが完了した時点で、Windows の再起動となります。
再起動後に最終設定がおこなわれ、Internet Explorer 5.5 へのバージョンアップは完了です。ターミナルサーバの動作モードは自動的に アプリケーション実行モード に設定されますので、わざわざ change user /execute を実行する必要はありません。