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Windows 2000 Server

Windows 2000 でミラーボリュームを構築する

2000/06/23 Tomohiro Kumagai

□ ミラーボリューム

ミラーボリュームとは、複数のハードディスクを1台のディスクであるように見せかけます。そして複数のディスクへ同一データを書き込むことで、万一ディスクが一台破損しても、データを保護することが出来ます。

Windows 2000 でミラーボリュームを構築する場合、ミラーボリュームでつかうパーティションは 【ダイナミックディスク】 に用意しなくてはなりません。

 

【ダイナミックディスク】 は Windows 2000 から搭載されたもので、これを利用することによってミラーリングやストライピングといったソフトウェア RAID システムの構築や、ユーザごとに使用できるディスク空間を設定するといったことが可能になります。

また、【ダイナミックディスク】 には従来のディスク構成とは違って、ボリュームを追加や削除しても再起動する必要がないという利点があります。

【ダイナミックディスク】 と呼ばれる新しいディスク構成の登場で、従来の Windows NT で使用していたディスク構成は 【ベーシックディスク】 と呼ばれるようになりました。

 

□ ダイナミックディスクへ変換

Windows 2000 をインストールしたばかりのときは、ハードディスクは通常、【ベーシックディスク】 として構成されているので、ダイナミックディスクを利用したい場合には、まずはベーシックディスクをダイナミックディスクへ変換する必要があります。

 

ダイナミックディスクへの変換は、【コンピュータの管理】 プログラムの 【ディスクの管理】 を使用します。

【マイコンピュータ】 で右クリックすると 【管理】 という項目がありますので、それを選択すれば 【コンピュータの管理】 が起動します。起動したら、【記憶域】 の中にある 【ディスクの管理】 を使用して操作を行います。

 

今回は、”ディスク1” と ”ディスク2” という新しく増設したディスクを使って、ミラーボリュームを構築する場合を想定して話をすすめていくことにします。

 

【ディスクの管理】 をみると、左側の ”ディスク1” の部分に 【ベーシック】 とかかれています。ここが 【ダイナミック】 ならば何もしなくてもミラーボリュームに利用することができますが、今回はそうではないのでダイナミックディスクへ変換することにします。

ディスク1” とかかれている部分で右クリックするとポップアップメニューが現れますので、その中の 【ダイナミックディスクへアップグレード】 を選択します。

 

これで ”ディスク1” をダイナミックディスクへアップグレードすることができたと思います。同様にして ”ディスク2” の方もダイナミックディスクへアップグレードしましょう。

 

ダイナミックディスクへアップグレードする際の注意点としては、アップグレードを行うハードディスク上に 最低 1MB の未使用領域が必要 だそうです。

すでにすべての領域をパーティションに利用してしまっているハードディスクの場合、ダイナミックディスクへアップグレードできないので気をつけましょう。

Windows 2000 のインストール時に作成したパーティションは自動的に 1MB の空き領域は確保されるのですが、一度だけ、それで 1MB の空き領域があるにもかかわらず、ダイナミックディスクへアップグレードするための空き領域が足りなかったことがあります。

普通は心配ないはずなのですが、Windows 2000 をインストールするディスクをダイナミックディスクにしようと思っている人は、意図的に空き領域にゆとりを持たせておくほうがいいかもしれません。

 

□ ミラーボリュームの作成

まず片方に 【シンプルボリューム】 を作成します。

【シンプルボリューム】 というのは、ダイナミックディスク上に作成された単純なボリュームで、いままでの通常のパーティションと同じようなものです。

 

今回は ”ディスク1” にシンプルボリュームを生成します。

ディスク1” の未割り当ての領域上で右クリックして、【ボリュームの作成】 を選択します。ボリュームの作成ウィザードが起動しますので、【シンプルボリューム】 を作成しましょう。

続いて、今作成し終わったシンプルボリューム上で右クリックをします。

現れたポップアップメニューから、【ミラーの追加】 を選択してボリュームの作成ウィザードを起動します。

使用可能なダイナミックボリュームの一覧から、今回、ミラーボリュームに利用する ”ディスク2” を選択します。あとは容量やドライブ名などを設定すれば完了です。

ボリュームの再生成処理が終了した後、すぐにミラーボリュームが利用できるようになります。

 


 

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