DNS サーバ djbdns のインストールと設定 - tinydns の起動

DNS サーバである djbdns のインストールと設定をまとめてみました。

ここは、djbdns を構成する tinydns の起動についてのお話です。

 
djbdns のインストールと設定 > tinydns の設定と運用

3-2: tinydns の起動

tinydns の準備

tinydns とは、djbdns のセットのうち、自分自身が保持しているドメイン名の名前解決を担当するサービスプログラムです。 自ドメイン名の名前解決を提供する場合には、この tinydns を起動する必要があります。

 

まずは tinydns を起動するのに必要なアカウントを作成します。必要なのは djbdns というグループと、tinydns / dnslog というアカウントの合計3つです。

groupadd djbdns

useradd -d /dev/null -g djbdns -s /bin/true tinydns

useradd -d /dev/null -g djbdns -s /bin/true dnslog

続いて tinydns 用のサービスディレクトリを作成します。

/usr/local/bin/tinydns-conf tinydns dnslog /etc/tinydns 192.168.0.2

ここでは /usr/local/bin/tinydns-conf というプログラムを使って、tinydns の準備を行います。"tinydns" の部分が tinydns を起動するアカウント、続いてログをとるためのアカウントです。

そして、tinydns を用意するディレクトリが続きます。ここで設定している "/etc/tinydns" は自動的に作成されますので、あらかじめ用意する必要はありません。

そして最後に、この tinydns を動かすコンピュータの IP アドレスを入力しています。 ここで指定した IP アドレスは、/etc/tinydns/env/IP に記録されるようです。

 

tinydns の起動

tinydns の起動には daemontools の svscan の助けを借ります。

起動方法は非常に単純で、tinydns をインストールしたディレクトリ "/etc/tinydns" のシンボリックリンクを /service ディレクトリに作成するだけで、自動的に tinydns が起動します。

もちろん、既に daemontools がインストールされていて、svscan が起動している必要がありますが。

ln -s /etc/tinydns /service

これで tinydns が起動します。

 

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