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DNS サーバ djbdns のインストールと設定

2006/02/10 Tomohiro Kumagai

3-7: サブドメインの委譲設定

サブドメインを委譲する

たとえば EZ-NET.JP というドメインを管理する DNS を所有しているとき、その頭にさらに任意の文字をつけて、さらに新しいドメインとして運用することが出来ます。

そのようなドメインはサブドメインと呼ばれ、これを用いることでドメインを階層化して視覚的にわかりやすくしたり、また、それらの階層化したサブドメインを担当する DNS サーバにそれぞれの管理者を置いて委譲することで管理が容易になるなどの期待が持てると思います。

サブドメインを運用するには、その元となるドメインを管理する DNS サーバを所有していることと、そのサブドメインを管理するための DNS サーバの 2 つが必要となります。これらは同一の DNS サーバを利用することも出来ますが、今回はそれぞれ別の DNS サーバで運用することを想定して話を進めて行きます。どちらにせよ、設定する基本は同じだとは思いますけれど。

このように、ある DNS サーバが管理しているドメインのサブドメインを別の DNS サーバへ任せることを サブドメインを委譲する といったり、または譲渡するといったりします。

 

譲渡する側の設定

サブドメインを別の DNS サーバへ譲渡するためには、tinydns では "&" レコードを用いて設定します。

ここで、今回はドメイン EZ-NET.JP を管理している DNS サーバに SUBDOMAIN.EZ-NET.JP というサブドメインを別の DNS サーバへ委譲する設定をしてみます。なお、サブドメインの管理する DNS サーバの IP アドレスは 192.168.0.2 です。

&subdomain.ez-net.jp:192.168.0.2:a

TTL などを初期値に任せた最小限ではありますけど、このような感じの情報を登録することで、SUBDOMAIN.EZ-NET.JP を 192.168.0.2 へ管理委譲することができるようになります。

このとき DNS サーバに登録される具体的にレコードは次のような感じです。

SUBDOMAIN                   IN    NS    a.ns.subdomain.ez-net.jp.

a.ns.subdomain.ez-net.jp    IN    A    192.168.0.2

登録された A レコードは委譲する DNS サーバの所在情報で、NS レコードがそのサブドメインを委譲するという指定です。

 

譲渡される側の設定

サブドメインを譲渡される側の設定は簡単です。

今回の場合は SUBDOMAIN.EZ-NET.JP の管理を委譲されたので、あとはこれを普通に取得したドメインと同じように設定してあげれば大丈夫です。tinydns の場合は "." データ行を用いてこのサブドメインの SOA レコードを生成し、ホスト情報などをお好みで登録して行く感じです。

 

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